2014.08.19 良い話
知っておきたい話 草鹿任一とアーレイ・バーク
  進駐軍の重鎮であったアーレイ・バーク大将は草鹿任一(くさかじんいち)中将率いる帝国海軍とソロモン海戦で激しく戦った敵同士でした。
  終戦後間もなく、60歳にもなる草鹿が鉄道工事現場で人夫として身がやつれるほど働いていることを知り、バークは草鹿に缶詰などの食糧を送りました。
  すると草鹿は「負けたとはいえアメリカ人からこんなものを貰うのは日本人として恥だ」と食糧を突き返したのです。
  バーグも「自分も草鹿の立場であればそうするに違いない」と思い直し、このことで草鹿に大きな敬意を払い、それが契機となって親交を深めるようになりました。
 その後、草鹿はバーグを靖国神社に招き、ラバウルで亡くなった兵士の遺族との会合の場を設けたのです。
 草鹿を通して日本人に敬意を抱くようになったバーグは日本海軍再建に尽力し、「海上自衛隊創設の父」と呼ばれました。その貢献でバーグは天皇陛下から叙勲されました。
 バークは生涯の中で自国アメリカや諸国から多数の高位勲章を受けていましたが、バーグの葬儀ではバーグの遺言により、遺体の軍服の胸には日本の勲章ただ一つだけが付けられていました。
 平成23年、東日本大震災で、米軍のトモダチ作戦に参加した空母ロナルド・レーガンの艦長はバーグ大佐でありました。彼はアーレイ・バーグ大将の孫なのです。
 日本が危機に瀕していた時に日本を救助していたのがバーグ大将の孫であるというのは、これは単なる偶然の一致でしょうか。【さくらの花びらの「日本人よ、誇りを持とう」】より転載
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