近代日本の運命は、歴史と伝統が作り出した日本のエリート武士階級を葬り去った時に決まった。高貴な精神、武士道も運命をともにした!・・・・・
「北の発言」に連載された≪国家の藩屏の頽廃1~19≫を執筆者の【草莽志塾】出口吉孝塾頭の許諾を頂き転載-13
出口13-1
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公徳心を含めて忠誠心は、西欧文明の知的知識は勿論のこと、天皇神格化の新主義の注入でうまれるものではなかった。武士という階級がなくなったとしても、「武士らしさ」に形容される公徳、忠誠忠義を支えるハピトゥスを日本民族の文化として拡大再生産させることは、維新政府の悖特性が許さなかったのである!
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「北の発言」に連載された≪国家の藩屏の頽廃1~19≫を執筆者の【草莽志塾】出口吉孝塾頭の許諾を頂き転載-12
出口12-1
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「歴史は進歩する」とは限らない。それどころか、歴史が退化することは、特に人間の精神文化で証明されている。現在日本は、国家機構-大蔵、財務に優秀な人材が集中すればするほど、国家機構統治の政府と国会が、官僚機構に政策立案、国家運営においてすら、依存している。その結果、国家統治の手段である官僚機構を維持することが、あたかも国家目標であるかのように矮小化され、それがまた、国家活力の衰退を招く悪循環のサイクルにまったのである!
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「北の発言」に連載された≪国家の藩屏の頽廃1~19≫を執筆者の【草莽志塾】出口吉孝塾頭の許諾を頂き転載-11
出口11-1
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明治維新官僚が王政復古の大義の名で殺戮、抹殺したのは、近代日本に欠くべからざる豊な教養の保守勢力であった。かくして教養に最も無縁な維新官僚が設計した近代日本高等教育のなるべくしてなった帰結であっつた!
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「北の発言」に連載された≪国家の藩屏の頽廃1~19≫を執筆者の【草莽志塾】出口吉孝塾頭の許諾を頂き転載-10
出口10-1
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明治維新、近代日本建設の過程に内蔵された負の遺産、一つには目的の為のいかなる手段も合法であるという権力奪取の非道徳性、二つ目は近代化―西欧化主義であった!
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「北の発言」に連載された≪国家の藩屏の頽廃1~19≫を執筆者の【草莽志塾】出口吉孝塾頭の許諾を頂き転載-9

出口9-1
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「鮮明な冬」   高村光太郎

黒船以来の総決算の時が来た 民族の育ちが それを可能にした

長い間こづきまわされながら なめられながら しぼられながら

仮装舞踏会まであえてしながら 彼らに学び得るかぎりを学び

彼らの力を隅から隅まで測量し 彼らのえげつなさを満喫したのだ

今こそ古にかへり 源にさかのぼり 一瀉千里の奔流となり得る日が来た

われら民族の此の世に在るいわれが はじめて人の目に形となるのだ

ひよどりが鳴いている 冬である 山茶花が散っている 冬である

だが昨日は遠い昔であり 天然までが我にかえった鮮明な冬である
短現出身の生き残った彼らに指導された戦後日本は、経済成長と科学技術振興の両輪を、巧みな行政指導とあいまって成功させた。その代償は、日本銀行券を全ての価値の上に置く経済成長市場主義で、日本人に公序良俗、守るべき伝統、文化を根こそぎ破壊して今日に至っている!
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「北の発言」に連載された≪国家の藩屏の頽廃1~19≫を執筆者の【草莽志塾】出口吉孝塾頭の許諾を頂き転載-8
出口8-1
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戦後六十余年、未だ星条旗を仰いでその旗蔭の下に蠢動する群羊から、日本人が日本人として正気に覚醒することこそ、果たされなかった英霊との約束を果たす第一歩!
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「北の発言」に連載された≪国家の藩屏の頽廃1~19≫を執筆者の【草莽志塾】出口吉孝塾頭の許諾を頂き転載-7
出口7-1
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帷幄の臣、国家の藩屏たるべき統帥部軍事官僚の犯罪的懈怠という人禍が、日米の軍事力の差以上の敗北を招いた!
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「北の発言」に連載された≪国家の藩屏の頽廃1~19≫を執筆者の【草莽志塾】出口吉孝塾頭の許諾を頂き転載-6
出口6-1
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旧軍の幕僚の狡獪さ、背徳性が、遺伝子として現在の国家社会の指導者および組織に継承されている!
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「北の発言」に連載された≪国家の藩屏の頽廃1~19≫を執筆者の【草莽志塾】出口吉孝塾頭の許諾を頂き転載-5
出口5-1
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国民の倫理道徳観の低下は、腐臭を腐臭と感じなくなっている!
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「北の発言」に連載された≪国家の藩屏の頽廃1~19≫を執筆者の【草莽志塾】出口吉孝塾頭の許諾を頂き転載-4
出口4-1
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大東亜戦争開戦に至る根本的動機は、もとより正統防禦で、名分あり。しかれども開戦の名順正しかれば、陛下の赤子を屠殺場に送るがごとき作戦立案も許されるのか!
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「北の発言」に連載された≪国家の藩屏の頽廃1~19≫を執筆者の【草莽志塾】出口吉孝塾頭の許諾を頂き転載-3
出口3-1
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陸海軍高級軍事官僚の国賊的懈怠、そして狭い組織益や自己保身のために国家益を裏切る!
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「北の発言」に連載された≪国家の藩屏の頽廃1~19≫を執筆者の【草莽志塾】出口吉孝塾頭の許諾を頂き転載-2出口2-1
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[法の支配]の原理とは、【法律 成文法】の上に【法common law】が存在している!
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「北の発言」に連載された≪国家の藩屏の頽廃1~19≫を執筆者の【草莽志塾】出口吉孝塾頭の許諾を頂きましたので、本日より転載致します。
出口1-1
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国家の藩屏の頽廃は今だ止まず
東京電力福島第1原発事故調査へ続いているのだ!

平成24年6月10日下記講演会に参加し識る。
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国家の藩屏の頽廃―因を考察するー 
草莽志塾出口塾頭講演レジメ
札幌学生保守主義研究会主催講演会にて
                              ※資料1~9は当ブログで追加
『現代日本国家の指導層の素質の著しい低下の因』
Ⅰ、【頑蘇夢物語】Ⅰ~Ⅲ 
徳富蘇峰の終戦後日記平成18年7月刊 講談社
徳富蘇峰の慨嘆とは『勝つべき戦争に自ら負ける』
人材飢餓による人禍、教育の失敗であった
明治10年10月の明治天皇の率直な疑問
                                     <資料1>
Ⅱ、戦死者の構成 保坂正康【新潮45】平成7年5月号 310万人の断層
『せめて1万人生きていたら』
210万人の戦死者 大正6~13年代4人に一人、文科系に集中
Ⅲ、蘇峰が慨嘆した実態とは
昭和21年7月4日 読売新聞主催で
【米国独立記念祝賀祭】を日比谷公会堂で開催
祝辞を吉田茂首相 松井春生東京都長官(知事)が行っている
②元東部憲兵隊司令官、大谷敬二郎少将の記録 【皇軍の崩壊】他多数
【憲兵】昭和48年3月、新人物往来社刊
高級官僚の頽廃、国鉄、軍需省の問題等々
                                     <資料2>
③名将か?山本五十六 【光と影】小林久三 光人社刊より
ミッドウエ―大敗の裏で何があったのか
                                     <資料3>
④国家の藩屏の実態 
【私の履歴書】日本経済新聞平成18年4月1日より末日まで
宮澤喜一の腐臭漂う自伝 生き残りエリート
⑤戦後国家頽廃の始まり 国家政策の売春組織
特殊慰安施設協会 RAA: Recreation and Amusement Association
【北の発言】37号国家の藩屏の頽廃16より
Ⅳ、至誠尽忠雄魂の士あり
≪相浦忠雄少佐≫
土田国保【歴史と人物】昭和55年8月号[雲鷹被害之記]中央公論
≪寺尾博之少尉≫
【靖国のこえに耳を澄まして】打越和子著 明盛社刊
  一死を以テ臣カ罪ヲ謝シ奉ラン
                                     <資料4>
≪伊藤宣夫少尉≫
【かえらざる翼】第12期甲種飛行予科練生出身永末千里著平成6年海鳥社刊
  辞世
行く春に逢はで散りゆくますらおの
   心は常に楽しくありけり
煙り吐く桜が島に生い立ちて
   煙り吐く日に桜散り行
                                     <資料5>
Ⅴ、国民皆兵―徴兵制度の実態 “ノーブレス・オブリージュ“定着せず
「徴兵告論」明治5年11月
    ・仏の国民兵を想定
    ・士族の廃止 兵農合一
    ・天皇直隷⇒「軍人勅語」明治15年
                                     <資料6>
不公平な徴兵制度
    ・兵役免疫  明治18年89%
    ・兵役は貧乏人より¬―水野広徳著作集7巻(昭和8年刊)
                                     <資料7>
帝国大学の少数者に兵役免除の制度―大東亜戦争中
     ・小泉信三
     ・南原 繁
Ⅵ、忠誠忠義はどこからうまれるか
【学歴貴族の栄光と挫折】竹内洋著
  「ハビトウス」心的システム 心の型 心の習慣
                                     <資料8>
【江戸の知識から明治の政治へ】松田宏一著 ペリカン社刊
                                     <資料9>
【維新後道徳の頽廃せしことを論ず】植木枝盛 法政大学出版局
  士族の道徳¬―仁 忠 孝¬―士族社会組織の網の目法よりも道徳 
【植村正久論文¬―福音新報】明治27年23日
  各階層に伝統的「らしさ」

※資料は続きに
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私も全く同感です!!
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転載元:ねずさんの ひとりごと
URL=http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-1526.html
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宇佐静男さんが現代防人考6月号に掲載された文をご紹介します。
現代日本の問題の本質が、見事に書かれています。
いま、日本の政治、社会、民族について、私もまったく同感です。
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【戦後教育が推し進めた「日本の自殺」】著者:宇佐静男
URL=http://aiminghigh.web.fc2.com/archive-1.html

37年前の昭和50(1975)年、「日本の自殺」という論文が雑誌に掲載された。
高度経済成長で謳歌する繁栄が、永遠に続くかのような軽薄な気分が日本中に蔓延する中、迫り来る内部崩壊の危機に警鐘を鳴らす論考だった。
今年1月、某新聞が取り上げて話題になったが、現代日本の深刻な病弊を驚くほど正確に予言している。

文明の没落は、宿命的なものでなく、
災害や外からの攻撃などによるものでもなく、
基本的には社会の衰弱と内部崩壊を通じての「自殺」である。

戦後教育について、過保護と甘えの中に低迷し、生活環境が温室化している現状を憂い、自制心、克己心、忍耐力、持久力のない青少年が大量生産され、
強靱なる意志力、論理的思考能力、創造性、豊かな感受性、責任感などを欠いた過保護に甘えた欠陥青少年が大量発生すると警告した。

その帰結として、適切、不適切を見分ける感情の欠落、他人および他人の意見を尊重する配慮の欠如、個人の尊厳無視、自分自身への過大な関心、判断力、思考力の衰弱など、国民の幼稚化を予言した。

福祉や自由、平和、平等にも恐るべきマイナスの副作用がある。
この自覚を欠くとき、福祉国家は人間と社会を堕落させ、自由は無秩序と放縦に転化すると喝破している。
37年後の現代社会を見透かした論考である。

日本は今、内政、外交共、惨憺たる閉塞状態にある。

経済は「失われた10年」と言われて既に10年以上が経過した。
昭和42年に達成した世界第二位の経済大国の地位からも陥落した。
一世帯あたりの平均給与も減少し続け、今や20年前の水準を下回っている。
失業率は上がり、格差問題が生じ、少子高齢化も進んだ。
回復の兆しは一向に見られず、状況は悪化の一途を辿る。
税収は平成2年の約60兆円をピークに、平成23年は約41兆円にまで落ち込んだ。

一方、年金を含む社会保障費は昭和45年には約3.5兆円だったが、平成23年には約108兆円にまで膨らんだ。
今後、社会保障費は増加の一途をたどり、平成37年には150兆円を超えると予想されている。
まさに「無秩序と放縦」の社会福祉だが、こんな状態が長続きするわけがない。

確かに社会福祉は進んだ。
だが我欲は肥大化し、自由には責任が、権利には義務が付随するという基本的摂理も理解できなくなった。
国民の「生きる力」は減退し、自殺者は毎年3万人を超えている。

身の丈を超える権利の要求は、1000兆円に迫る財政赤字を生んだ。
このままでは必ず財政は破綻する。

やがて訪れるであろう財政破綻を誰もが認めながら、何一つ手だてが打てない。
それどころか、「子ども手当」「高校授業料無料化」「最低保障年金」など欲望肥大化は留まるところ知らない。

少子高齢化を考慮すると、消費税増税は避けて通れない。
だが消費税増税一つ決められない。

もちろん消費税増税には経済成長戦略が車の両輪として欠かせない。
だが、この経済成長戦略も描けない。
消費税増税のみが暴走すると、結果的に増税しても税収は減り、財政破綻を加速することになりかねない。

抜本的な改革がない限り、そう遠くない将来、財政は破綻する。
そうなれば年金も公務員給与も払えなくなり、公共サービスはストップする。街には失業者やホームレスが溢れるだろう。

エネルギー政策もそうだ。
原発は54基全てが止まった。
だが再稼働に対するリーダーシップは見られない。

電力不足の穴埋めは、今のところ火力発電所に依存せざるを得ない。
原油が高騰する中、電気料金の大幅値上げは避けられない。
原発再稼働に反対する人が、臆面もなく料金値上げにも反対する。
幼児レベルの程度の低さだ。

電力料金が上がると、国内製造業は当然、国際競争力を失う。
多くの工場は海外移転を余儀なくされる。
益々、失業者は増える。
自殺者も増えるに違いない。
普通の人なら誰でもわかる。

今夏、昨年以上の節電努力をしたとしても、地域によっては大規模停電が発生する可能性がある。
不意の大規模停電は都市を大混乱に陥らせ、最悪、死者が出る始末となろう。

この深刻な成り行きに、多くの日本人は薄々気がついている。
だが、どこか他人事である。

比較的はっきりしている将来を、分かっていながらズルズルと状況に流され、ついには自らのコントロールさえ失って破綻を来たすというお馴染みのパターン。
大東亜戦争に引きずり込まれていった日本の姿そのものだ。
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